先日は、「大人の遠足」の日でした!
行先は、奈良県御杖村にある「三峰山(みうねやま)」。
標高1,235mと、そこそこ高い山で、冬になると、かなりの積雪があり、山頂近くでは美しい霧氷が鑑賞できることで有名です。
でも、山頂からの景観が素晴らしく、この時期でも十分に堪能できます。
登山口は、「みつえ青少年旅行村」という、キャンプなどが楽しめる施設の入り口付近にあり、広い登山客用の駐車場もあり、大阪から2時間ほどで行けます。
ここでは、きちんと登山届を出すところがあります。
一度、下見に来たときに、こんなに道が整備されていて、危険な箇所もないのに?っと思ってたんですが、やはり遭難する人もいるみたいです。
そして、張り切って出発!
最初の30分ほどは、小川添いの舗装路を歩きます。
この日は、程よい風が吹いていて、気持ちいい~!
登りに利用する「不動コース」の入り口に到着。
ここから山道になります。
少し山に入ったところに「行者の滝」があるんですが、前日に雨が降ったせいか、迫力満点の滝を拝むことができました。
落差は約15mほどなんですが、メンバーさんのおしゃべりしている声、鳥の鳴き声、風の音を全部かき消すほどの轟音で、気持ち良かったなあ。
途中、無数の岩に綺麗なコケが付いていて、大阪の山では観れない風景。
なんて言えばいいのかな?
人間は、今まで「美」というものを追求してきた生き物だけど、自然の「美」はやはり超えることができないですね。
山頂手前には、緑のトンネル!
そして、3時間近くかかって、ようやく山頂に到着!
ここだけの話ですが、みんな足を組んで余裕のカッコしてるんですが、結構足にきてるんですよ。
今、膝カックンしたら、みんな倒れて起き上がれないと思います。
三峰山山頂から5分ほどさらに歩くと、「八丁平」という場所があり、広い草原になっている絶景ポイントがあり、そこでみんなお待ちかねのお昼ご飯。
山って本当に不思議なんですが、こんなときって何を食べても美味しいんですよ。
お昼ご飯を食べたあとは、絶景をバックに食後の運動!!
そして、「カメハメハ~~~!」
約1時間ほど、八丁平で遊んだのち下山コースへ。
「登尾コース」で下山。
綺麗に道が整備されていて、とても歩きやすいです。
一昨年、去年と、複数の台風で、コースが崩壊したり、数多くの倒木が見受けられる山が多いなか、三峰山はまったく被害がなかったようです。
この登尾コースには、青紫の小さなコアジサイ(別名:シバアジサイ)の群生があちこちにあり、疲れた体を癒してくれました。
そして、この日も全員無事に下山。
下山すると、小雨がパラパラ。
下山後、恒例のスイールタイム。
今回は「さらい」というカフェに行きました。
こじんまりとした可愛いお店で、とても愛想の良いロハスなお姉さんが出迎えてくれました。
お店に入ると、いきなりゲリラ豪雨!!
みんな、「ケーキセット」を注文!
シフォケーキ、アイスクリーム、フルーツ、バナナのドーナッツが、可愛いお皿に盛られてテーブルへ!
ボリューム満点で、この日の疲れがどこかに行ってしまいました。
普段は、不動明王のように険しい顔をしてるのに、かき氷を注文して、地蔵菩薩みたいな顔になってるのが約1名。
絶景の三峰山も無事に登れたし、美味しいスイーツにも出会えたし、楽しい1日を送ることができました。
参加者の皆さん、お疲れさまでした。
<三峰山情報>
三峰山へは、大阪から「南阪奈道路」を走り、大和高田バイパスを経て、166号線~369号線で、「みつえ青少年旅行村」まで行くと、登山口があります。
みつえ青少年旅行村から登るコースは、「不動コース」「登尾コース」「新道コース」があります。
おすすめは、不動コース(2時間30分)⇒登尾コース(2時間)です。